平成の終わりをじっと見ておこう

私は、美智子皇后様と同じ年に生まれました。戦前、戦中、戦後をしっかりと生きて来ました。戦争が始まったのが、小学校一年生(国民学校)。終戦が五年生の夏休みでした。それから、新制中学校、新制高等学校と新しい風に吹きまわされました。

着る物も、食べる物も不足はしましたが、それなりに豊かで、熱い心で助け合って学校生活を送りました。そこで流行したのが「リンゴの唄」です。

 

♪赤いリンゴに 口びるよせて だまってみている 青い空

リンゴはなんにも いわないけれど リンゴの気持ちは よくわかる

リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ♪

 

この歌で日本中がパーッと明るくなりました。我が青春に悔いなし!

新しい波にのり、美智子様は皇太子妃となられました。なんとお美しく、お上品であられましたことか!ミッチー・ブームで日本中が湧き上がりました。

私も、結婚・子育てをしてやっと落ち着いた頃、元号が「平成」となりました。美智子様は、皇后陛下様となられました。おそれ多いことですが、我が事のように誇らしく、嬉しかった事を思い出します。

時は流れ、この「平成」も残り少なくなりました。「平成」の始まりも終わりも、この体と心でしっかり体験しました。「平成」とは「平に成る(たいらになる)」と読み、人間における色々な差が無くなり、みんな穏やかに平等になると喜んだのもつかの間。さて、現実はどうでしょう。政治、経済、教育、どれを見ても凸凹ばかり…権威、権力、学歴が猛威を振るう世の中になりました。その「たいらになる」と希望を持った「平成」も次へ、バトンタッチをします。

次なる「元号」はまだわかりませんが、新規まき直しのチャンスを迎えます。もうすぐ、もうすぐお正月。お正月には、お屠蘇を酌み交わします。

金粉の踊る 御神酒や 新元号

どんなに世の中が変わろうとも、変わっていけないものが三つある。それは

愛と感謝と汗です。

うれし喜(き)、楽し喜、ありがた喜三喜神(さんきしん)を心の中にしっかりと招き入れて、どんな事に出会っても、慌てないで、くじけないで、愚痴らないで「丸くゆっくりすこやかに生きていこう…と思われませんか?!私は新しい年に向けて、このように生きていこう!と心に決めました。

新元号の 春待つ心

年末年始のお知らせ

 いつもありがとうございます。年末年始の休業日は、12月27日(木)正午〜1月5日(土)となります。

12月27日(木) 10:00〜11:30受付
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12月28日(金)〜1月5日(土) お休み
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となります。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
より健やかでより楽しい日々を重ねられますようにお祈りいたします。