たなばた

 「笹の葉サラサラ のきばにゆれる お星さまキラキラ・・・」

 宇宙の大ロマン、七夕祭りも終わりました。物語りは、織姫さまと彦星さまが「天の川」を渡って一年に一度だけお逢いになる、七月七日の夜のことです。雨が降ると、「天の川」が流れ、渡る事ができない。「無事に出会われますように・・・」とお供えや、飾りものをして祈ります。(この頃は、自分のことを祈ります)織姫さまは、天帝の娘さんで、美しく機織が上手でした。牽牛の彦星は、ハンサムで働き者の素敵な青年でした。

 天帝は二人の結婚を認め、めでたく夫婦になりました。ところが二人は、仲睦まじく、二人だけの生活が楽しくて機を織らなくなりました。彦星は、牛を飼うことを忘れてしまい遊んでいます。このため、天帝はお怒りになり、二人を天の川の「東」と「西」に引き離してしまわれました。二人はとても淋しく悲しんでいます。あまりにも、二人が悲しんでいるので天帝の情けとして年に一度、七月七日に限り、会うことを許されました。

 そこで私は考えました。織姫と彦星は、神様から頂いた使命を果たさなかったことに、原因があると思いました。織姫は、機織り(裁縫や技芸)にはげみみがきをかけること。彦星は、農業や産業を発展させ精を出すこと。この、大事な使命を果たさないで、二人だけの幸せにひたりました。

 私達人類も、それぞれに神様から頂いた使命があります。その能力を生かして、世の中の生成発展のために努力しなければいけません。みんなが助け合って、喜び合って、愛の絆に結ばれ感謝の日々を重ねることが使命であり神様の御心に叶うことです。

 この、大事な事を忘れた世界人類に鉄鎚が降ろさせたのです。私達は、コロナ、コロナ・・・で不安と恐怖のため仕事も出来ません。三密で、学校行事、お祭り、結婚式もお葬式もお見舞いも同窓会も食事会も出来ません。

 顔はマスクで半分隠し、微笑み合うことも無く、アクリル板にとざされた日々です。

 人間は、人と人とのつながりの中で育ち、喜び合い助け合いの中で生き合っていくものです。心をつなぎ、伝え合って自分の心と体を大切に「素直で明るくあたたかく」過ごしましょう。

7月臨時休業について

いつもご愛顧いただきまして、ありがとうございます。誠に勝手ではございますが

7月22日(木)

臨時休業とさせていただきます。

23日(金)も通常通りお休みとなります。24日(土)・25日(日)は通常通り営業いたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解ご了承をお願いいたします。