ねずみの嫁入り

令和二年は新元号、新天皇陛下様で始まる新年でした。

干支も「子」から始まります。全ての始まり、新しい時代の始まりでもあります。

「子」の年は、ネズミ年、根の年。

「根」がはびこる。発展の年だなぁ…と考えていました。ふと、昔の話を思い出しました。それは、子供の頃…たしか小学二年生(昭和十七年)国語の本で習いました。「ネズミの嫁入り」の話しです。

昔々、ネズミさんのお家にかわいらしい女の子が生まれました。名前は、チュー子さんです。すくすくと美しく育ちました。お父さんとお母さんは大喜びです。氣立てよし、器量よしの娘を見て、こんなによい娘、世界で一番強い人のお嫁さんにしよう…!と思いました。

 さて、世界で一番強い人はだれでしょう。そうだ、世界で一番すばらしく、強いのはあのお日様だ。太陽だ!!

世界中を明るく、あたたかく照らして下さる。二人は、お日様の所へ行きました。「世界で一番強いあなたにうちのチュー子をお嫁さんにして下さい。」とお願いしました。

すると、お日様は「私が世界で一番強いとおっしゃるけど、私より強い人がいます。それは、雲さんです。私がいくらがんばっていても、その光を雲はさえぎってしまいます。だから雲さんの方が強いです」

さぁ、二人は雲さんの所へ行きました。「世界で一番強いあなたに、うちのチュー子をお嫁さんにしてもらいたいのです。」すると、雲さんは「いいえ。私より強いのは風さんです。いくらがんばっても、風が吹くと雲は散らばってしまいます。だから、風にはかないません。」

今度は風さんの所へ行き、「世界で一番強いあなたにうちのチュー子をお嫁さんにしていただきたいのです。」と頼みました。すると風さんがおっしゃる事には、「私がいくら吹きまくっても、土蔵だけはどっしりと建っています。」

土蔵の所へ又、頼みに行きました。土蔵さんがおもむろにおっしゃいました。「私よりはるかに強いのは、ネズミさんです。私がどんなにがんばっても、土の壁に穴をあけます。世界で一番強いのは、ねずみさんです」

チュー子さんは大喜びでチュー吉さんとめでたく結婚しました。ワッハッハッ…

さぁ、新しい世界の始まりです。競争の時代は終わりました。「令和」うるわしく和やかに。それぞれの立場、役割を尊重しあって自分自身をしっかりもって、助け合って、どんな事に合っても「あわてないで、くじけないで、愚痴らないで」まるくゆっくりすこやかに。

ありがとうございます

春の光が照っています。

今、世界中に不安感情の渦が巻いています。この渦に巻き込まれないためには、免疫力をアップすることです。体温が1度上がれば、30%免疫力が上がり、流行の風邪にもかかりません。

一、笑うこと(あわてないで、くじけないで、愚痴らないで)

二、発酵食を食べること(コスモ酵素を飲む、味噌汁、納豆、煮た野菜、漬物、生姜等)

三、体を清潔に温かく保つ(お風呂に入る(バスクレンチームを入れたら冷えません))

心も体もぽかぽかの中には、「ウィルス」といえども入りません。

「丸くゆっくりすこやか」であられますよう祈っています。