春の光りが照っています

 春と言えば「桜」です。私は四月生まれで命の花は「桜の花」です。

 母がいつも言っていました。「あなたが生まれた日は、みんなで桜見に行く日でした。お花見のお弁当を作り上げて風呂敷に包んだところで陣痛が始まり、生まれたのよ」と。みんなが楽しくお花見をしている間に生まれた女の子、お祭り大好きな人に育ちました。

 したがって、その年の桜の花を母は見ていません。そのせいか私はお花見が大好きです。日本中の桜の名所を訪ねました。一番は沖縄の緋寒桜、日本一の早咲き桜です。旧暦のお正月あたりに咲くことから、「元日桜」とも呼ばれています。それを皮切りに、最後は北海道の千島桜で終わりました。

  おそき春 千島の桜 凛と咲く

 考えてみれば、世界中で日本人だけが場所とりまでしてお花見を楽しみます。日本人と桜は切っても切れないものがあります。さまざまな事を思い出させる桜です。日本人はなぜ桜が好きなのでしょう。あの桜の花の美しさ、散り際の清らかさに憧れているのでしょう。

 「美しく生きるとは」どんな生き方であろうか!赤ちゃんの無邪気な心から出る「素直な心」で生きることではないでしょうか。そうだ!!今月は私の誕生の月。生まれたての赤ちゃんのような素直な心の日々を重ねよう・・・と心から思いました。毎日の生活で納得のいかない理不尽な事が起こります。特にテレビや人間関係も理屈が多すぎて、にっちもさっちも動かなくなっています。「ハイ」と素直な心で、氣持ち良く返事をしよう。

 「ハイ」とは「天と地」「口を開けて閉じる」

 あら!不思議。天と地のエネルギーが動き出してトン、トン、トン・・・と進みます。「世の中はそのようにうまく行きません」でしょうが、せめて家族の中や仕事の仲間では「ハイ」と受けて実行に移しましょう。

 私は「素直で明るくあたたかく」を念仏のように唱えています。何事に対しても、素直であろう。明るく明確に透明にそしてあたたかく人々に接していこう。桜の花のように美しく清らかに生きたい。散る時は、ひらひらひら・・・と喜びながら桜吹雪で舞いたいな。

2021年GW休業のお知らせ

  誠に勝手ではございますが、下記の期間はお休みとさせていただきます。

   5月4日(火)

   5月5日(水)

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い致します。楽しいGWをお過ごしください。