お盆が終わって

暑かったですね。何と、私が住んでいます「前原」は、8月5日は日本中で1番の暑さです。38.9度!インフルエンザに患って39度の熱を出し、うなされている状態です。「あら!お布団を敷いてみんな寝ていなければ…」と言って大笑いしました。その時、外を見たらカンカン照りの中をスイスイとトンボが飛んでいます。

あっ、盆トンボだ!

母がお盆が近くなったら「トンボが御先祖様(佛様)を乗せて飛んで来るよ」と言ったのを思い出しました。こんなに暑くてもトンボはお盆を知っている。忘れないで、佛様をつれて来てくれるのです。

お盆と言えば、私は久しぶりにうれしいテレビを見ました。それは、小学生と中学生を対象にしたアンケートです。自分の先祖や、お墓に対してのものでした。

自分の先祖や、お墓を知りたい(両親と行ってみたい)

先祖様からいつも見守られている安心感がある

・・・というのが70%でした。

私は、びっくりするやら、うれしいやらでいっぱいでした。実は、今の子ども達はこんなことには関心がないのだろう…と思っていました。なんと!子ども達は大変関心を持ち「いつも守られているようでうれしい」と感謝もしているのです。

この子ども達の素直な心を大事に育てあげるのが大人である私達の責任です。もっとふる里を語り、先祖のお話をしてあげねば…と思いました。

今、おばあさんになって生きている私の役目だとうれしくもなりました。

そこへ、文通をしている最愛の友人からハガキが来ました。

「親孝行は親が死んだ時から始まる」

親が死んだから、親孝行ができなかった…と後悔する人が居ますが、実は本当の親孝行は、親が亡くなった時から始まる。親が天国から

「あそこで人を喜ばせているのが私の子供です。」

「人にやさしく親切にしているのが私の子供です。」

「明るく元気にそして、楽しんでいるのが私の子供です。」

親が喜んで、まわりの人々とお話しが出来るような人生を送ることです。それが、天国の親に対しての親孝行だと書いてあるのです。親孝行が出来なかった私でも今から出来る親孝行があるのだと、うれしくなり安心しました。天国からいつ見られてもいいようにどんな時でも「素直で明るくあたたかく」みんなと喜び合って、元気な日々を重ねていこう!と思いました。