3月臨時休業について

いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。誠に勝手ではございますが

3月26日(土)~3月28日(月)

を臨時休業とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承をお願いいたします。

如月

 水仙の香りまっすぐ寒の空

 如月(きさらぎ)となりました。如月とは、寒さがきびしく、着物を更に重ねて着る月・・・と覚えていましたが、本当は「氣候が変わりますヨ」と言う意味だそうです。

 冬来たりなば、春遠からじ_

の事ですね。夜明け前の暗さと寒さが一番感じられるこの頃です。

 二月の花は「梅」の花。梅の花一輪一輪ほどのあたたかさ。春の光りが照っています。

 「人生は心ひとつのおきどころ」

 色々な事が起こりますが、「素直で明るくあたたかく」の心の根っこをしっかりと張りめぐらせて一日一日を大切に生き生きと楽しく過ごしましょう。

 「日本女性よ梅の花のように」_何と言う事を!!梅の花は、つい陽氣に誘われて咲く花ではなく寒風吹きすさぶ中で、「咲けよ!!咲けよ!!」・・・とささやく蝶々もハチもいないのに清らかに香しく凜と咲きます。この姿は、日本人のあこがれの美意識であります。「花言葉」は、不屈の精神、くじけない、愚痴らない、あきらめない、高潔の人、心が清らかで自分にとって利益があるか無いかでなく正しく選択する。

 花が咲けば実に成ります。かわいらしい丸々とした実をつけますが青いうちからちぎられて、頭から塩をふりかけられ、重石までされます。やっと重石がとれて、紫蘇でぽっと・・・紅に染められたのもつかの間。見る見るうちにしわくちゃおばあさん。それでも病気の人あらば・・・頭痛、胸やけ、下痢、便秘、五臓六腑を整えて、血液サラサラ、氣分爽快、これさえあれば大丈夫!!お呼びとあれば、運動会ピクニックにもお供いたします。

 梅の花の強さ、桜の花の美しさ、菊の花の氣高さ、色々の花のパターンを喜んでなりきってみましょう。二月は「梅の花」強さの裏にやさしさあり、やさしさの裏に強さあり。お見事、お見事!!拍手喝采!!!

お正月

 金粉の踊る御酒や寅の春

  明けましておめでとうございます。

 元旦の朝日の素晴らしかったこと!!思わず「アマテラスオホミカミー」と声が出ました。ふと、我にかえりまわりを見渡すと、梅のつぼみはふくらみ、葉を落としてしまっている桜の木はつややかに光っています。足もとでは、十月十日に種を播いたグリンピースは芽を出し背伸びをしています。やがて花を咲かせ、プチプチの実にするために力を出しています。

 今年は寅の年だ!!「虎」だ!!

 オロオロした生き方ではなく、堂堂とした日々を送ろう!「寅は千里を行って、千里を帰る」と言います。寅は家族を大事にします。千里を行っても家族のために千里を戻って来るのです。親と子の絆の強さ。体の強さがあります。寅は、自分の子供を非常にかわいがり手元から離さないものです。そこで「トラの子」と言います。これはお金のことでもあります。これを見習って、私達は「子育て」をりっぱにしていきたいと思います。何と申しましても子は宝です。大変な世の中だとみんなが言います。この「風」を子供に当ててはいけません。育つ子供には、希望が必要です。大らかに育ってほしい!!元気な体と心を作っておけば、きっときっと良い事が待っている。

 ・・・とあたたかくはげましたいと思っています。子供は、大人を見ています。真似をするのです。どのような世の中になっても、変わってはいけないものが三つある。それは、愛と感謝と汗(行動)です。この三つを守れば、免疫力がアップします。「笑(え)ガオーッ!!」になります。笑顔!!この「笑(え)ガオーッ!!」には病気や災難も不況もふっ飛ばす魔力が秘められているのです。

 あっぱれ!天晴れ!!

 よりすこやかであられますように祈っています。

年の瀬

 もうお正月?そうです。今年の一年は速かったぁ!

 おすこやかであられますことと心からおよろこび申し上げます。

 今年を振り返ってみましょう。異常気象に経済不況、コロナ、オミクロン。ちょこちょこ起こる地震等々で足が地につかずオロオロ・・・とした浮き草の日々でした。羽根は伸ばされず、みんなの笑顔はマスクで消えました。何も出来ずに、ボーッと過ごしました。私は、何も前進しなかった事に氣がつきました。

 自然界を見渡すと、きちんとしたリズム感です。芽を出し花を咲かせ、しっかりと実を結び、せっせと春を目指して力をつけています。じっと佇む私に、植物さん達がささやきました。「あわてなさるな」「落ちつきなされ」・・・と。

「そうだ!」

新しい年は「あわてないで、くじけないで、ぐちらないで」おだやかに堂々とした日々を重ねよう。世の中の風潮に流されないで体を大切にして、自分で考え、自分の足でしっかり歩こう。世の中は大きく変わるのだ!その波にのりながら光りを見つけよう。それには、どんなに小さな事でも、心の中から感謝をして、喜びを見つけ「ありがとうございます」と言ってみましょう。そうしたら心がほっと・・・します。その時に私達の心と体の中からパワーが出ます。これこそ免疫力アップです。

 佳き年をお迎えになられますようにお祈り申し上げます。

年末年始のお知らせ

 いつもご愛顧いただきまして、ありがとうございます。

 2021年の年末は

 12月29日(水)午前中

までの営業とさせて頂きます。

2022年は

1月6日(木)

より通常営業となります。

なお、年内の発送受付は12月29日(水)16:00までです。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様にとって良い年になりますように。

照る紅葉

 散歩道 小さな草も 実をつけて

 野も山もすっかり紅葉しました。道端の草も、名も知らぬ草も小さな実がキラキラ光っています。あの、夏の炎天にも負けないで、小さな花を咲かせて今、晴れの舞台で実を結んだのです。めでたし、めでたし。

 大きい木は大きいなりに、小さい草は小さいなりにそれぞれに何事もなかったように、季節を重ねていきます。私達も、自然界の移ろいの中で「丸く ゆっくり すこやかに」過ごしたいと願っています。しかし、ここ二年間は、コロナ禍で生活の全てが落ち着かず、不安の中で「オロオロ」とした根なし草でした。もう、ここでしっかりと根をおろさねばなりません。来年も、このつづきになってしまいます。お互いに、それぞれに自分のできる事で力を発揮しましょう。

 さて!どこから手をつけたらいいの?・・・と迷います。一番の早道は「愚痴」を言わない事です。「コロナ」のために、あんな事も出来なかった・・・。こんな事もしたかったのに・・・。愚痴が多くなりました。もう終わった事は終わった事です。サラリ!と思い切りましょう。私達の心は「二つの心」が出たり入ったりしています。それは、積極的な心と、消極的な心です。

 積極的な心とは、何事も明るくとらえて、あれはあれで良かった・・・と一歩前進です。

 消極的な心とは、何事も暗くとらえて、ああでもないこうでもない・・・と自分をせめ、相手をせめます。

 選ぶのはあなたです。

 命の炎を積み上げる積極の心の人になりますか?命の炎を消す消極の心の人になりますか?どんなことがあろうとも、命の炎を積み上げる人になろうではありませんか!!

 一寸先は光です。

 私達の先祖は、色々な事を体験し、発展させ「光のバトン」を渡してくれています。その「バトン」をしっかりと受けて「愚痴」る心でなく「素直で明るくあたたかく」の心の根っこを張らせて次の時代へ「光のバトン」を渡しましょう。

澄み切った空

 すっかり秋になりました。あの暑い夏はどこへ行ったのだろう。涼しい風がスーッと通り抜けます。木の葉は、うっすらと黄ばんでいます。

 さて!空は、いつの間にやら秋の空です。広い青空に雲が斜めに流れ、空の天井が抜けたように高く感じます。天高く馬肥ゆる秋・・・と言うことばを思い出します。もう一言!!「男心と秋の空。」いいえ「女心と秋の空。」どちらが本当か?論争が絶えないところです。

 秋の空は、七回半変わるそうです。それは、晴れをもたらす移動性高気圧と雨を降らせる温帯低気圧が交互に通過するからだそうです。私たちの心もこれと同じですね。晴れ、曇り、嵐、高気圧と低気圧が通過すれば終わりです。人間の心はそう簡単にはいきません。恨み、ねたみ、愚痴も不平不満も、意地やつっぱりも色々な感情がもつれ合い、泥沼になり、争いになります。青い澄み切った空を見ないまま、月日を重ねます。これが、不幸の始まり、病気の原因になります。私さえ「がまん」すれば無事に終わる・・・の自己犠牲が又、次の悩み、恨み、愚痴へと根は深くなります。これが今までの私たちの生き方でした。

 新しい生き方。新しい時代の波が来ました。思った事は、はっきり口に出すおけいこ。聴いたらそれを、理解する深い心を持ち、対立でなく和合し、発展へと向かうおけいこです。

 高気圧は、高気圧で向かう道があります。

 低気圧は、低気圧で行く先が違います。

 さらりと別れて、晴れ渡った、澄み切った空になります。うらみ、ねたみ、イライラ、クヨクヨは古い意識です。意識のランクを上げるチャンスです。今年もあと、三ヶ月余りとなりました。心を整えましょう。さぁ!晴れ渡った空「清澄」に学びましょう。

 心晴ればれ、体すっきり、頭ハッキリ、秋の空

つながり

 世の騒ぎ スイスイスイと 盆トンボ

 コロナ禍のオリンピック。猛暑に大雨・・・。氣持が落ちつかないこの頃です。月日の流れははやく、もうお盆です。スイスイスイ・・・と盆トンボが飛んでいます。私が子供の頃おばあさんから聞きました。「お盆になったら亡くなった方がトンボの背中にのってかえってこられるよ」と。つぶやきながら遠い彼方を見上げておられる姿を思い出します。

 私も、もうおばあさんになりました。孫達に伝えなければ・・・あぁ、あの世もこの世もつながっているのだ。

 「倶会一処」(くえいっしょ)

 この世の命が終わるとお浄土に生まれます。先にお浄土にかえられた御先祖様と、また会わせて頂ける。つながりのうれしさ。

 「つながる」「伝える」「つゞける」

 今、私達にとって大事な事は「つながり」を大切に生きることではないでしょうか。ひとりぼっちは淋しいね!ひとりぼっちじゃないんだよ!現代の「つながり」と言えば、SNS、スマホ・・・世界の果てまでも、瞬時につながります。話しも出来る、文章も読める、映像も見られます。もの凄い事です。しかしこれでみんな幸福でしょうか?スマホを見ている人は、家の中でも、歩いていても、みんなうつむいています。本当のつながりとは何でしょう。手と手、目と目、言葉と言葉、心と心がつながることです。これが出来れば、心が豊かになり、笑顔が出ます。笑顔が出れば、免疫力が全身に湧き上がります。うつむいていては、大空も虹も見えません。

 トンボのめがねは水色めがね 青いお空をとんだから
 トンボのめがねはキラキラめがね お天道様を見てたから

 私達も氣晴らしにお空を見上げよう。青いお空にぽっかり白い雲が浮かんでいます。さぁ!みんなでつながろう!幸せになるんだよ!・・・と伝えよう。それをずっとつゞけていこう。きっときっと、すばらしい愛と光りに満たされます。

2021年お盆休みのお知らせ

本年のお盆休みは

8月12日(木)〜8月18日(水)

となります。また、8月20日(金)も通常通りお休みとなります。

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。

たなばた

 「笹の葉サラサラ のきばにゆれる お星さまキラキラ・・・」

 宇宙の大ロマン、七夕祭りも終わりました。物語りは、織姫さまと彦星さまが「天の川」を渡って一年に一度だけお逢いになる、七月七日の夜のことです。雨が降ると、「天の川」が流れ、渡る事ができない。「無事に出会われますように・・・」とお供えや、飾りものをして祈ります。(この頃は、自分のことを祈ります)織姫さまは、天帝の娘さんで、美しく機織が上手でした。牽牛の彦星は、ハンサムで働き者の素敵な青年でした。

 天帝は二人の結婚を認め、めでたく夫婦になりました。ところが二人は、仲睦まじく、二人だけの生活が楽しくて機を織らなくなりました。彦星は、牛を飼うことを忘れてしまい遊んでいます。このため、天帝はお怒りになり、二人を天の川の「東」と「西」に引き離してしまわれました。二人はとても淋しく悲しんでいます。あまりにも、二人が悲しんでいるので天帝の情けとして年に一度、七月七日に限り、会うことを許されました。

 そこで私は考えました。織姫と彦星は、神様から頂いた使命を果たさなかったことに、原因があると思いました。織姫は、機織り(裁縫や技芸)にはげみみがきをかけること。彦星は、農業や産業を発展させ精を出すこと。この、大事な使命を果たさないで、二人だけの幸せにひたりました。

 私達人類も、それぞれに神様から頂いた使命があります。その能力を生かして、世の中の生成発展のために努力しなければいけません。みんなが助け合って、喜び合って、愛の絆に結ばれ感謝の日々を重ねることが使命であり神様の御心に叶うことです。

 この、大事な事を忘れた世界人類に鉄鎚が降ろさせたのです。私達は、コロナ、コロナ・・・で不安と恐怖のため仕事も出来ません。三密で、学校行事、お祭り、結婚式もお葬式もお見舞いも同窓会も食事会も出来ません。

 顔はマスクで半分隠し、微笑み合うことも無く、アクリル板にとざされた日々です。

 人間は、人と人とのつながりの中で育ち、喜び合い助け合いの中で生き合っていくものです。心をつなぎ、伝え合って自分の心と体を大切に「素直で明るくあたたかく」過ごしましょう。