夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あらあら、もう「立夏」も過ぎました。若葉は、キラキラ・・・と光り緑の炎が燃えています。自然界は刻々と歩を進めて、花も梅に始まり桃、桜、つつじ、藤・・・とバトンタッチをしています。私達はパワー全開の中で生かされています。
人の世を見れば、これと反対に「五月病」と言って、氣を落としています。もったいない事ですね。体がだるい、やる氣がない、何をしてよいやらわからない。特別のことがあったわけではないのに、悲しい、淋しい、怒りっぽい、イライラする、楽しいはずとわかっているのに行動しない。同じ事ばかり考えている。どうせやってもうまくいくはずがない等・・・頭の中や心の中は、マイナスエネルギーの渦が巻いています。私だけがみんなについて行けない・・・と悩んでいませんか?実は、生きている以上みんなが陥るところです。では、どうしたらここから抜け出ることができるでしょう!「はい!」それは「口を開ける」ことから始まるのです。
夜が開けました。太陽の光が入ってきます。小鳥はお口を開けて、さえずっています。新芽は両手を開き、ぐんぐん伸びます。花はつぼみを開き、咲きます。笑います。さぁ!!目が覚めました。目が開きました。「おはようございます」と第一声!人間だけを相手にしなくていいのです。目につくもの、触るものに声をかけましょう。ふと、思い出す歌を歌ってみよう。おしゃべりをしよう。笑ってみましょう。おいしいものを戴きましょう。お口パクパク・・・。一番しやすいのは、見たもの、聞いたもの、触ったものに「ありがとうございます」と言ってみましょう。なにかしら「幸せな氣持ち」が心の中から湧き上がってくるのが不思議です。やってみないとわからない!!
草木の新芽はぐんぐん伸びます。この生成発展のエネルギーは、私達の心の中でも体の中でも働いています。なんとありがたいことでしょう。地球の息吹と手をつなぎましょう。コスモ酵素もあなたの味方です。