有終の美

 散歩道小さな草も実をつけて

 猛暑を耐え抜いてやっとみのりの秋にたどり着きました。見渡せば、何事も無かったかのように木も、コスモスの花も揺れています。足下を見れば、小さな小さな草もしっかりと実をつけています。あぁ、令和六年も一日一日と過ぎ去っていきます。小さな花も未来へ向けて実を結んでいます。さて!!私の「実」は何でしょうか?

 物価高、人間関係のトラブル、大きくは異常気性、政治・・・ととりまく情報に引き回されて、不安感情の渦の中です。残された時間を大切に生きたい!・・・と思います。それはどのように生きたら良いのか考えました。一日は二十四時間です。この時間だけは、貧富、元気、病気に関係無しです。したがって、この一分をどのように使うか!で決まります。この一分をウラミ、ネタミ、イライラ、クヨクヨ、不平不満、心配のしすぎに使わないこと。マイナスエネルギーのために消滅しないこと!これは本当に「もったいない」ことです。さぁ!ここで心機一転しましょう!!一秒一秒と流れ行くひと時を「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」「大丈夫」の言葉を口に出しましょう。あら・・・どこかで誰かがつぶやいています。「だって私は病気です。楽しい事などありません」「私は心配事があるのです。大丈夫等言えません」「感謝などもってのほか。腹が立つ事ばかり起こります」これを続けていては、マイナスエネルギーの渦に巻き込まれてしまいます。

 「始めに言葉ありき」の宇宙の真実を信じましょう。心機一転!!意を決して声に出そう。言ってみましょう!!

 「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」「大丈夫」「幸せ」

 これを一番に聞くのは自分自身の耳です。体の細胞に響き渡ります。細胞には目もあり、耳もあります。「ハイ。わかりました」・・・と体の司令塔にスイッチが入ります。すると、心も体もプラスエネルギーに切り替わります。日に日にあらゆる面で良くなっていきます。まだ間に合います。百の知識よりもひとつの実行です。喜びの芽が出る新しい年が待っています。