春の光

 ぽかぽかお日様うれしいな。芽出しの雨も降りました。春ですヨ!!春ですヨ!!うしろの山のウグイスさんも、とても上手に「ホーホケキョ!!」。ミモザの花の房がお日様とたわむれています。金粉を吹き散らしているようです。さぁ!!私達も心と体を春モードに切りかえましょう。城を攻めるには、外堀から・・・と申します。まず、自分の外側から変えてみましょう。

 冬はあたたかくあれば良し・・・と色々デザインも考えません。春の幕が開きました。パッと明るい色に変えてみましょう。ホラ!顔が明るくなりました。不思議に足取りも軽くなります。では、心の中はいかがでしょう。グチやイライラの塊があります。あれは許さぬ。これはダメ。私はいつでも運が悪い。等々固く縛っていたものが緩みはじめます。

 そうです。花の種もおしめり(雨)とぽかぽかのお日様で殻を破って芽を出します。「私の固い殻、執着がパチン!と弾けますように素直で明るくあたたかく」と口に出して言ってみましょう。しがみついている手を離しましょう。すると新しい芽が出ます。

  芽が出た 芽が出た うれしいな
  やがて花が咲き 実にも成る

  これを繰り返すために、毎年春がめぐって来るのです。宇宙のリズムです。早くこの天の波に乗り遅れないようにしましょう。

 波に乗ったらまわりの景色が変わります。景色とは「化色」とも書きます。これは、菩薩様が神通力でいろいろと変化されるお姿です。私達も色とりどりの女神様になりましょう。

 「古い上着よさようなら

 あれやこれやと苦労もあったけど全て私が育つための心の栄養として、用意されていたものです。ありがとうございます。春色に勇氣をもって染め上げましょう。今がチャンスです。今でしょう!!

 春の清らかな風とぽかぽかのお日様ありがとうございます。